2024年シーズン、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平さんの活躍に世界中の注目が集まっています。
特に4月3日、ロサンゼルスでのジャイアンツ戦で放った大谷翔平さんの移籍後初ホームランの際に始まった「ひまわりの種シャワー」が、新たな話題を呼んでいます。
また、メジャーリーガーはひまわりの種を食べるそうですが、その理由や食べ方も気になります。
この記事では、そんなメジャーリーグにおける「ひまわりの種シャワー」の意味やきっかけ、メジャーリーガーがひまわりの種を食べる理由についても紹介していきます!
- 「ひまわりの種シャワー」の意味やきっかけ
- メジャーリーガーがひまわりの種を食べる理由や食べ方は?
大谷翔平にひまわりの種シャワー!意味やきっかけは?
ホームランの際に大谷翔平さんに浴びせられた「ひまわりの種シャワー」について、その意味やきっかけについて早速見ていきましょう!
ひまわりの種シャワーは祝福のパフォーマンス!
ひまわりの種シャワーは祝福のパフォーマンスです。
2024年4月3日、ドジャースの大谷翔平さんが待望の移籍1号本塁打を放ちました。
メジャー7年目で最も遅い開幕9試合目、41打席目での一発でした。
その瞬間、ベンチに戻った大谷翔平さんを待ち受けていたのは、チームメイトたちによる独特の祝福パフォーマンス。
大谷翔平さんは、なんと大量のひまわりの種を顔にかけられる「ひまわりの種シャワー」の歓迎を受けたのです。
昨季までエンゼルスに所属していた大谷翔平さんは、本塁打を放つたびに日本の兜をかぶせられるパフォーマンスで祝福を受けていました。
大谷翔平さんがアメリカン・リーグの本塁打王に輝いた昨シーズン、何度もその光景を見せてくれました。
しかし、大谷翔平さんのドジャース移籍後は新たな伝統として、ひまわりの種シャワーが定着しつつあります。
ヘルナンデスが始めたのがきっかけ
「ひまわりの種シャワー」という独特な祝福スタイルを始めたのは、テオスカー・ヘルナンデスさんでした。
2017年、当時ヘルナンデスさんが所属していたブルージェイズで、チーム独自の祝福スタイルを作りたいという思いから始まりました。
他チームには独自の祝福があったものの、当時のブルージェイズにはなかったことが、このユニークな演出のきっかけとなったそうです。
「これは俺が2017年にアストロズから(現ヤクルトの青木とともに)トレードされたブルージェイズで始めたんだ。他のチームはホームランのお祝いがあったけど、あのチームにはなかったからね。だから、今日はベンチにあったひまわりの種を使ったんだ」
デイリー
メジャーリーグの球場では、ひまわりの種は一般的にベンチに置かれているお菓子の一つです。
現役時代にドジャースに在籍していた石井一久さんも、ひまわりの種について「必ずバケツで用意されていて、何種類かの種がある。塩味だったり、照り焼きだったり…」と、テレビで明かされています。
また、ヘルナンデスさんは、必ず事前に選手の了承を得てから実施するそうです。
2017年からひまわりの種を投げつけるパフォーマンスをするようになったヘルナンデス。カナダメディア「City News」のインタビューでは、「彼ら(チームメート)にはやっていいか先に聞いている。念のためにね。みんな、『もちろんだよ、お祝いだから大丈夫』って言ってくれるんだ」と、許可を取った上での行動だと明かした。
Full-Count
そんなヘルナンデスさんの姿勢は、チームメイトからの信頼を集めています。
大谷翔平さんへの実施も、エンゼルス時代の兜による祝福から、新たなスタイルへの自然な移行となりました。
ベンチにあったヒマワリの種で祝福するとは、斬新でおもしろいパフォーマンスですね!
ヘルナンデスの肩書きに非難も!?
そんな大谷翔平さんに「ひまわりの種シャワー」を浴びせるきっかけを作ったヘルナンデスさんですが、2024年ワールドシリーズ開幕戦で、思わぬ議論が巻き起こりました。
ヘルナンデスさんがなんと、「大谷にひまわりの種」という肩書きで紹介されたのです。
しかし、ヘルナンデスさんはドジャースの4番打者であり、ホームランダービー優勝者という輝かしい実績の持ち主です。
SNSでは「もっと違う紹介があるはず」という声が相次ぎ、ヘルナンデスさんの選手としての実績を軽視しているのではという声も集まりました。
選手の名前の下、一言紹介なんだろうけどさ、MVPに挟まれてる大谷にひまわりの種って何w
ヘルナンデスだけ大谷にヒマワリの種はジワるwwwww
ワールドシリーズ見てるけど、選手の寸評でみんな「〇〇年MVP」とか「大谷を超える男」(打球速度)とか「短期決戦の鬼」とかカッコ良さげな異名がついてるのに、ドジャースの4番がなんで『大谷にヒマワリの種』なんだ。
ヘルナンデスさんの紹介文だけ思わず二度見してしまいます・・・!
メジャーリーガーがひまわりの種を食べる理由!どこで買える?
「ひまわりの種」がベンチにあったことで生まれた「ひまわりの種シャワー」のパフォーマンスですが、そもそもなぜひまわりの種がベンチにあったのでしょうか。
実は、ひまわりの種をメジャーリーガーが食べることは一般的なことのようです。
そんな詳細について見ていきましょう!
メジャーリーガーがひまわりの種を食べる理由は「暇つぶし」
メジャーリーガーがひまわりの種を食べる歴史は、なんと1950年代にまで遡ります。
ひまわりの種は、当初は噛みたばこの代替品として普及し始め、現在ではガムと並ぶメジャーリーグの象徴的な嗜好品となっています。
メジャーリーガーたちがひまわりの種を好む理由は多岐にわたりますが、主な理由は「暇つぶし」だそうです。
「(選手たちは)ヒマワリの種が健康にいいとか、好きというより、試合で退屈しないようになんとなく食べているんだよ。なかには種を食べないで、ダッグアウトからフィールドに立っているベースコーチに当てることができるかを競争している人もいるくらいさ」
SportsNavi
一方で、ひまわりの種は長時間の試合における集中力の維持や緊張感の緩和に効果があるとされ、チームメイトとの交流ツールとしても重宝されています。
さらに、ビタミンEやB1、食物繊維が豊富で、塩分補給による熱中症対策としても有効です。
ひまわりの種はガムよりも体に良さそうですね・・・!
ひまわりの種の食べ方は殻ごと!
メジャーリーガーたちの食べ方はどういったものなのでしょうか。
それについては、下記のような情報がありました。
多くの選手は一度に20から30粒ほど、左右どちらかの頬にためる形で頬張ります。それを舌で一粒一粒、頬から移動させて前歯などで殻を割って中身を食べます。ローストされているので、パキッと殻がきれいに割れ、その殻をベンチの床に吐き出すのが主流ですね。
J CASTニュース
なんと、殻ごと食べて後から吐き出すというスタイル!
ベンチでは床にひまわりの種の殻を吐き出すことが一般的で、これはアメリカの野球文化として認められているようです。
「選手がヒマワリの種を食べて、吐き出している姿もベースボールの一部なんだ。お気に入りの選手がヒマワリの種を吐き出す姿をテレビで見た子どもたちは、自分たちもそうするようになる。野球は“国民の娯楽”といわれるが、ヒマワリの種は“国民のスナック(お菓子)”みたいなものなんだよ」
SportsNavi
ひまわりの種の殻を吐き出すところまでがアメリカの野球文化のようです・・・!
ただし、人工芝のグラウンドでは殻を吐き出さないなど、暗黙のルールも存在するとのことでした。
大谷翔平さんに関しては、殻を床に吐き捨てることなく、紙コップに出す姿が目撃されています。
そして、そんな大谷翔平さんのような行儀の良い食べ方をする選手は、メジャーリーグではむしろ珍しいと言われています。
ひまわりの種はどこで買える?通販はある?
アメリカでは、ひまわりの種はコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで簡単に購入することができるようです。
そして、DAVID社のひまわりの種製品が最も一般的とのことでした。
メジャーリーグで多く見かけるのは、DAVID社製のものだという。
J CASTニュース
味は伝統的な塩味を基本に、バーベキュー味、サルサ味、ランチドレッシング味など、様々なバリエーションが展開されています。
日本でも、ひまわりの種は輸入食品店やオンラインショップで購入可能です。
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基本的な味は塩味で、ピーナッツに似た風味が特徴です。
大谷翔平さんの活躍とともに、ひまわりの種への関心も日本で高まっていそうですね!
大谷翔平のひまわりの種シャワーの意味は?メジャーリーガーが食べる理由も【殻ごと】
この記事では、大谷翔平さんへの「ひまわりの種シャワー」についてや、メジャーリーガーがひまわりの種を食べる理由などについても調査していきました!
- 大谷翔平への「ひまわりの種シャワー」は兜に変わる祝福のパフォーマンス!
- ひまわりの種シャワーはヘルナンデスが考案!肩書きが不名誉とも話題に
- メジャーリーガーは暇つぶしにひまわりの種を食べるのが一般的!
- ひまわりの種は日本では通販や輸入食品店で購入可能!
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。