ノルディックスキーW杯ジャンプで、高梨沙羅さんがスキー板の長さ違反で失格となりました。
2022年北京五輪混合団体の際にも、高梨沙羅さんはスーツの規定違反で失格となった過去があります。
高梨沙羅さんの規定違反はなぜ防ぐことができなかったのでしょうか?
この記事では、高梨沙羅さんのスキー板の長さ違反はなぜ起こってしまったのか、事後測定の理由などについて調査していきました。
- 高梨沙羅のスキー板の長さ違反はなぜ起こった?
- スキー板の長さはなぜ事前に測定しない?
高梨沙羅がスキー板長さ違反で失格!
2025年1月6日にオーストラリアで行われた、ジャンプW杯女子個人第9戦で、高梨沙羅さんがスキー板の長さの規定違反で失格となりました。
高梨沙羅さんは、1回目のジャンプが87.5メートルで15位と少し出遅れてしまったものの、2回目のジャンプで飛距離を伸ばしました。
しかしながら、高梨沙羅さんは最終的にスキー板の長さの規定違反で失格となり、30位という結果となりました。
高梨沙羅さんは22年北京冬季五輪混合団体で、スーツの規定違反により失格になった過去があります。
そのことが原因で、高梨沙羅さんは引退を考えたこともあったと明かされていた高梨沙羅さん。
さらに、2023年1月のW杯蔵王大会の際も、高梨沙羅さんはスーツの規定違反で失格となっています。
高梨沙羅のスキー板長さ違反はなぜ?同じものを使ってても違反になる?
そんな高梨沙羅さんのスキー板の長さ違反はなぜ起こってしまったのでしょうか。
同じスキー板を使用しているにもかかわらず、なぜ突然違反になるの?と疑問に感じますよね。
これについては、選手が使用するスキー板の長さがBMIから算出されることが影響している可能性が高いです。
スポーツキャスターの萩原氏は下記の様にコメントされています。
ジャンプスキー板の長さは選手の体格指数から算出されます。高梨選手は競技後の検査で体重が軽かったために板が長すぎると指摘されたのだと思います。慎重な高梨選手でも規定違反を取られてしまう現在のスキージャンプの厳しさを感じます。選手のカラダはトレーニングなどで常に変化します。
Yahoo!ニュース
スキー板の長さは、ジャンプスーツ着用時のBMIによってかなり厳格に決められているそうです。
さらに、
高梨沙羅さんは小柄な選手であるため、ウェアや板、体重もギリギリまで攻めないと表彰台には上がれない世界なのでは?
との声が見られました。
一方で、
体重が増加しても重さの違うスーツや板を数種類持参するのである程度は現地でも対応できるはず。高梨本人やチームの管理不足も原因では
との声もネットでは上がっています。
さらに、
このルールは日本人選手がジャンプで勝ち続けた事によって設けられたもの。平均的な日本人の身長が低いことで編み出されたルール。
そんな「理不尽なことが多い中で選手は頑張っている」との声も。
まとめると下記のようになります。
- 選手の体はトレーニングなどにより常に変化するため、それによってスキー板の長さも変わってくる
- 気をつけていても違反を取られるぐらい規定が厳しい
- スキー板を数種類持参しておけば防げるという意見も
ルールが厳しすぎるのも、高梨沙羅さんをはじめとした頑張っている選手たちが不憫に感じます・・・。
スキー板の長さをジャンプする前に測定しないのはなぜ?
スキー板の長さをジャンプする前に測定しないのはなぜなのでしょうか。
しかしながら、
競技直後の測定でないと、ウェア内に重くなるように仕込んでトイレなどで外すことができてしまうのでは
との意見が見られました。
一方で、
ボクシングは事前測定なのになぜ
といった疑問の声も多く見られました。
重量や板の長さが大きく影響を及ぼす繊細な競技だからなのでしょうか・・・?
高梨沙羅規定違反(板の長さ)はなぜ?理由を徹底調査!BMIから算出?
この記事では、ノルディックスキーW杯ジャンプで高梨沙羅さんがなぜ規定違反になってしまったのかについて調査していきました。
- スキー板の長さは選手のBMIから算出されるため、わずかな体重の差でも使用すべき板の長さが変わってしまう
- ルールが厳しすぎるとの声多数
最後までお読みいただき、どうもありがとうございまた。